会社員が税理士登録をした理由 | kandtax

会社員が税理士登録をした理由

官報合格したものの・・・

私は官報合格してから数年間、税理士登録の申請を行いませんでした。主な理由は次の3点です。

  • 登録費用と年会費がかかる
  • 税理士登録しても給料が変わらない
  • 登録が面倒

税理士法人や税理士事務所に勤務されている方であれば、税理士登録費用や年会費は事務所持ちということも多いでしょうし、税理士登録をすることで給料も増える事務所も多いと聞きます。事務側も税理士登録の手続きには慣れたものなので、勤務先に発行してもらう書類などをスムーズに交付してくれるのではないでしょうか。

一方、事業会社勤務で税理士登録をしようとすると、登録費用や年会費は自腹で、登録によって給料も変わらず、必要な書類を人事部などに一から説明する必要があるなど、税理士法人や税理士事務所に勤務している方に比べてかなり金銭的・精神的負担が重いのだろうな・・・と思い、登録申請は行いませんでした。

税理士登録をしようと思った理由

そんな状態で数年を過ごしていましたが、ある時会社の同僚にふるさと納税について聞かれた際、寄附金控除を所得税の税額控除と伝えてしまい、後からインターネットで調べて大変恥ずかしい思いをしました(同僚には即座に訂正しました)。このとき、「使わない知識は錆びていく一方」であることに改めて気づき、「では知識を錆びさせない方法はあるか?」と自問しました。勤勉な人間であれば、何らの外的要因がなくても自ら知識のアップデートをするのでしょうが怠惰な私としては何かの外的要因というか、知識をアップデートするモチベーションが必要でした。そして、そのモチベーションを組成・維持するための手段として、税理士登録することを考え始めました。

税理士登録をしてみての感想

実際に税理士登録をしてみての感想は次のとおりです。

  • 登録費用と年会費がかかる→そのとおり。初年度は25万円くらいかかった
  • 税理士登録しても給料が変わらない→そのとおり。一円も変わらない
  • 登録が面倒→面倒だけど、まあ頑張ればなんとかなるレベル

税理士登録のプロセス・費用など

別記事で紹介します。

税理士登録の費用