税理士登録面接の流れ
税理士登録を申請すると、所属予定の支部員による面接(面談)があります。面接は税理士会の会議室で行われ、面接官は2名でした。服装は面接官、申請者ともにスーツでした。
私の場合、登録面談の流れは次のとおりでした。なお、税理士会によっては税理士法1条の暗唱を求められるそうですが、私の所属する単位会では求められませんでした(せっかく暗記したのに。。)
名刺の提示
提出書類について質疑応答
今後の手続きの説明
名刺の提示
面接官
まずはお名刺を頂けますか?
私
分かりました(名刺を1枚面接官に差し出す)
memo
- 名刺は返却されました
- いわゆる名刺交換ではありませんでした(面接官の名刺はもらっていません)
- この名刺交換でチェックされたのは、①税理士事務所の名刺を作っていないか(面接の時点では税理士としては名乗れない)、②勤務先の名刺に「税理士」と書かれていないか(同)、③申請書に書いた勤務先が正しいか、の3点だろうと思います
提出書類について質疑応答
面接官
職務経歴書について、押印されているのはお勤め先の人事部長印ですか?
私
そうです。勤務先では、個人的事項の証明は人事部長印で行っています
面接官
お勤め先は税理士登録することに同意されていますか?
私
はい、同意しています
面接官
税理士登録したあと、お勤め先の名刺に「税理士」と入れるおつもりですか?
私
いえ、勤務先では税理士として活動しないので、名刺に税理士と入れるつもりはありません
面接官
(面接官、大きくうなづいて)わかりました。では、次に事務所図について質問します。事務所スペースへ入るのに扉やドアはありますか?
私
スライド式の扉があります
面接官
鍵はついていますか?
私
いえ、ついていません。賃貸なのでつけることもできません
面接官
わかりました。では、執務室に鍵付きのキャビネットはありますか?
私
ありません。購入した方がよいですか?
面接官
いえ、購入するまでは必要ありません。では最後に、しばらくの間は現在のお勤め先で勤務される予定ですか?
私
はい、そのつもりです
面接官
わかりました。登録されてから6ヶ月は同じ場所で事務所を構えて頂きたいので、よろしくお願いします
私
わかりました
面接官
何かご質問はありますか?
私
事務所予定地へご来訪されることはありますか?
面接官
いえ、ありません
memo
- 勤務先の名刺に「税理士」と入れるつもりか?という質問は真剣なトーンで聞かれました
- 所属する支部は、いわゆる「実地調査」はないとのことでした
今後の手続きの説明
面接官
今日の面談の結果を踏まえて、登録推薦を日本税理士会連合会に行うかを判断します。その際に、追加で資料をお願いする可能性もありますので、数日間は電話がつながるようにしておいてください。もしかすると、事務所の部屋の写真をお願いするかもしれません
私
わかりました。写真が必要な場合、電子メールでの送信でも構わないですか?
面接官
それでよいはずですが、詳しくは電話をした者に聞いてください
私
わかりました
面接官
では本日は以上です。お疲れ様でした
memo
- この面接後に電話がかかってきて、事務所の写真を要求されました
- 写真は電子メールで送信しました